Steamでプレイできる大人気ローグライトアクションシリーズ
『Risk of Rain』(通称RoR)のリメイク版『Risk of Rain Returns』がリリースされ話題となっていますが、
- リメイク前のRoRからの主な変更点
- シリーズ初プレイの人がどうこのゲームを遊ぶべきか
- 個人的なおすすめの遊び方
- ちょっとした攻略メモ
- アーティファクト「支配(COMMAND)」「犠牲(SACRIFICE)」の入手方法
- このゲームの基本的なルール・流れ、祭壇(像)と試練の効果
と言った、ちょっとした攻略メモ・プレイ雑感・レビューを記載しています。
主な変更点
主な変更点まとめ
- グラフィック全般が綺麗に
- ベースとなるゲームシステム全般は基本同じ
- 使用できるキャラクターが3人(+隠しキャラ1人)増えている
- キャラのスキルをそれぞれ2パターンから選択可能(各キャラ全7種のスキル)
- キャラ・アイテム性能に一部調整
(近接キャラが軒並みバフ傾向?) - 入手できるアイテムの種類がいくつか増えている
- ステージの種類は同じだが、マップ構造パターンが増えている
- 特定条件下のミニステージをクリアするトライアルモード追加。各クリアでキャラの選択スキル・新アイテムなどが解放される
ゲームシステム全般が大きく変わったわけではなく、従来のRoRのプレイ感とほぼ同じですが、キャラ・スキル・アイテムが増え遊びの幅が広がっています。
増えているキャラ・スキル・アイテムは基本的にRoR2からの逆輸入となったものが多く、RoR2をプレイしているとより楽しめるはずです。
その他チェックしておきたいポイント
- アーティファクトを使った遊び方を前作で好んでいた人も多いと思うが、これも変わらず入手可能
- オプションで細かな設定が可能になり、以前より遊びやすく
- テレポーターを起動後、ボス撃破+一定時間経過のみでテレポーターを利用できるように。ザコ敵を一掃する必要が無くなる。(設定で元に戻せるのでお好みで)
- ルールの変更が可能に。プレイヤーの与ダメージ倍率・被ダメージ倍率などカスタマイズ可能
・与ダメ倍率:10%~200%
・被ダメ倍率:10%~999% - 同じアイテムが5個まとめて手に入る自販機が追加。ただしこれは時間制限付きのアイテムとなっており、その内効果が切れる
ここがちょっと微妙…
相変わらずテレポーター探しが大変
これもゲーム性の一つと思うしかないのですが、テレポーター探しが相変わらず大変。
序盤にテレポーター探しでコケると、時間経過による敵の成長にかなり苦しむことになります。
ただ、これがあっても見付けづらいことには変わりありません。
トライアルモードがあまり面白くない&難しい
様々な要素を解放するトライアルモードは目新しさこそあるものの、正直かなり面倒なものが多いです。
単純に難易度の高いものや、パズル的な要素を求められるものが多く、重要な要素を解放するためにクリアしたいのに、中々そうはさせてもらえずけっこうストレスが溜まります。
こんなわずらわしいことをさせずに普通に本編を遊ばせてほしいです。
ゲームがクラッシュする
メインメニュー画面やトライアルモードの選択画面でそれなりにクラッシュします。
本編プレイ中でも、設定画面を開くとクラッシュすることが多々あるみたいです。
まぁこの辺はアプデで改善されると思います。
キャラ一覧・アイテム一覧などを見たい場合は…
各種wiki
本作の公式のwiki(英語)があります。
ベース部分はリメイク前と変わっていないためRoRの日本語攻略wikiを見るのもオススメです。
- オフィシャルwiki
Risk of Rain Returns Wiki - RoR(リメイク前) 日本語wiki
Risk of Rain 日本語Wiki
一部アイテムの性能が変わっているためアイテムスタック上限などに変更はありそうですが、リメイク前RoRの攻略情報は基本的に流用できます。
ゲーム内で確認
ゲーム内の「ログとアンロック」から、入手済みのアイテムであれば1個当たりの効果量を確認可能です。
ただ、この画面で「スタック上限」と表記があるのは、「自身がこれまで1周内で獲得した同アイテムの最大数の表記」の様で、そのアイテム自体の効果スタック上限を教えてくれているわけではないようです。お間違いなく。
このゲームの基本ルール・流れ・祭壇と試練
順番はかなり前後してる気がしますが、初心者向けにこのゲームの基本ルール・流れの解説です。
ステージ攻略の流れ
- テレポーターを探して起動する
- 出現したボスを倒す&一定時間経過まで待つ
- テレポーターを利用できるようになるので、次のステージへ移動
- 5つ目ステージ「エルダーの聖堂:Temple of the Elders」にて、ボス討伐後のテレポーターを調べる時に「ファイナルステージへ行く」か「さらに周回し続ける」かの選択(テレポーターを調べる時のボタンをよく確認して選ぶこと)
- 上記以降はいつでも同様の選択肢
- ファイナルステージのラスボスを倒すと全クリ
強くなるためには
- 敵を倒す、小さなカプセルを開けるなどしてお金を貯める
- お金を消費して宝箱・自販機などからアイテムを入手して強くなる
- 経験値が貯まるとレベルアップするが、基本はアイテムによる性能アップが大事
時間経過で敵がどんどん強くなる
- 右上に時間経過による難易度が表示されており、時間経過するほどに敵がどんどん強くなる
- のんびり探索して強くなりたいところだが、時間経過による敵の成長がヤバいので、そのバランスを考える必要がある
- テレポーターで次のステージに行く際、余ったお金は経験値に変換される。
余ったお金を使いきるまで探索するか、すぐ移動するかも重要な選択
像(祭壇)・試練について
正式名称はちゃんと調べてないので、過去シリーズの名前をとりあえず記載
- 運の祭壇:一番よく見るやつ。表示されているお金を支払ってガチャを行いアイテムを獲得する。回数を増す毎に額が大きく増えていく
- 血の祭壇:表示されているHPを支払ってガチャを行いアイテムを獲得。
- 大きな血の祭壇:5ステージ目にのみ登場。HPを支払う量が多い分、同じアイテムが2個出現する
- 戦いの祭壇:小さい敵が出現するやつ。時間内に出現した敵を全て倒すとアイテム獲得
- 山の試練:手の形の様なオブジェ。調べるとそのステージのポータルを調べた時に出現するボス数が2倍になる。ボスアイテムもその分獲得できるので、余裕がある時は調べると良い
このゲームちょっと難しすぎない…?と思った方へ!
自分はリメイク前のRoRを200時間くらい遊んでいますが、それでも本作は相変わらず難しいです。何なら難易度が上がっているようにすら感じています。
ベースとなる高難度ローグライトアクションゲームとしてじっくり繰り返し遊び続けるのももちろん良いですが、それだとちょっと楽しめないかも…という人向けに、様々なカスタム方法・おすすめの遊び方を紹介していきます。
難易度を落として遊ぶ
一番わかりやすい難易度の落とし方。
デフォルトの難易度が「大雨」(ノーマル)になっていますが、「小雨」(イージー)にすることで「時間経過による敵の強さの上昇が緩和」されかなり遊びやすくなります。
難易度を落として遊ぶのはちょっとなぁと思うかもしれませんが、難易度を下げても一通りの要素は解放していくことができるため、まずは低難度でキャラやアイテムを解放しつつ、そこからノーマルモードに戻すのもアリです。
ルールをカスタマイズする
キャラセレクト画面の右のタブで、基本ルールのカスタマイズが可能。
最初から解禁されていたかは未確認ですが(一回クリア後とかかも?)、「強さ」の項目で、プレイヤーの与ダメージ倍率・被ダメージ倍率を自由に変更することができます。
- 与ダメ倍率:10%~200%
- 被ダメ倍率:10%~999%
あまりにも節操の無い設定項目ではあるのですが、実績・アイテム・スキルの解放などにけっこう使える場面があるのでうまく活用していきましょう。
アーティファクト「支配(COMMAND)」を入手する
このゲームは「アーティファクト」を入手することで、以降のプレイからカスタムできるようになりますが、その中でも一番大きな影響を与えるのがこの「支配」のアーティファクトになります。
本来、ゲーム中で入手できるアイテムはランダムのものがほとんどになっていますが、このアーティファクトをONにしていると、対応したレアリティの中から好きにアイテムを選んで入手することができるようになります。
- 白のレアリティのランダムアイテムがドロップする場面だと、白い箱がドロップする
- 箱を調べるとアイテム選択画面が開き、その中から好きなものを選ぶ
- 選べるのは解放済みのアイテムのみ
どんなアイテムが出てくるのかワクワクするガチャ感は無くなってしまいますが、自分が思ったようなビルドを自由に組むことができ、ゲーム性が大きく変わると共に難易度も大きく下がります。
ちょっとしたチート機能の様にも思えますが、このアーティファクトを前提として遊ぶのがRoRでしょ!という人もかなり多く、通常とは違う楽しみ方のできるゲームに変化します。
ビルドの組み方次第では超絶な無双ゲーにもなり、これはこれで様々な遊び方を楽しむことができます。
アーティファクト「犠牲(SACRIFICE)」を入手する
こちらも同様にアーティファクトで、ステージ中の宝箱がなくなる代わりに、敵が一定確率でアイテムを落とすようになります。
難易度云々よりも、ゲーム性を変えるという意味合いが強いかもしれません。
敵をある程度効率良く倒していける状態になるとキャラがどんどん強くなっていきます。
上記にある支配のアーティファクトとの複合も可能で、本当の意味での無双ゲーを目指すのであれば、両方ONにして遊ぶことになるでしょう。
紹介しているアーティファクトの入手方法
アーティファクトが出現する場所は固定だが、同じステージでもマップ構造にいくつかパターンがあり、アーティファクトが存在していないマップ構造も存在する。
そのため、目的のアーティファクトが配置されているマップ構造を引けるかは運になる。
支配(COMMAND)
4つ目のステージ「無数の巣:Hive Cluster」(背景緑、ピンクのねばねばの洞窟)にて、マップ右上端の点滅するロープをジャンプで飛び移っていった先。
犠牲(SACRIFICE)
4つ目ステージ「マグマの兵舎:Magma Barracks」(溶岩の洞窟)にて、マップ中にある3か所のスイッチを攻撃で押した上で、マップ左中段あたりに出現。
スイッチは壁の中にあるため、壁を貫通する攻撃スキルかアイテムが必要(ハントレスの第2スキルなど)。
その他攻略メモ・攻略ページ
攻略メモ色々
- テレポーターの周辺には赤い光の様なエフェクトが出ている。
見えづらい上にそれなりに近くまで行かなければならないが、テレポーターの見落とし対策にはなる。 - 5ステージ目(エルダーの聖堂)では、マップ構造次第ではマップ右側に赤アイテムが必ず入っている金の宝箱がある。
それなりにジャンプ力・ジャンプ回数が無いと取れない場所にある場合も。
箱を強制的に開くカギの装備アイテムがあると入手しやすい。 - リメイク前と比べて近接系キャラがけっこう強い。
マイナー・マーセナリー・ローダー・ドリフター・シェフ(第2スキル)あたりの通常攻撃は頼りになる性能 - 攻撃速度アップ・移動速度アップの白アイテムがリメイク前と比較して若干ナーフされている(1個当たりの上昇量が下がっている)
- ルーレット自販機は、初動の動きが遅いタイミングだと目押しで止められる。
どのアイテムか確認してから押すのはさすがに難しいので、赤いフチが見えたら押す感じでやると赤アイテムを狙いやすい。